東京都文京区千駄木K様邸、外壁塗装・大屋根上葺き工事、その他工事、施工完了。
施工数年後・点検時画像
文京区千駄木
アレスダイナミックトップ(外壁)
3週間
1.大屋根上葺き工事
2.外壁塗装工事
1.外壁塗装工事
2.雨樋塗装工事
なし
なし
なし
なし
概算工事金額事例
200万円~250万円
100万円~120万円
150 ㎡~200 ㎡
100万円~120万円
55 ㎡~60 ㎡
あり
伊山 高司
当現場は、東京都文京区千駄木のお客様のお宅の施工でした。
2018年秋の時点で、新築時から20年~30年経過しており、2018年の台風で、大屋根の棟押さえ板金が飛来・落下するギリギリのところまで、外れてしまっていました。
お客様自ら、わざわざ弊社にご来店いただき、その場でのお話の中で、緊急処置として、早急に、足場を組み工事のご契約をいただき、足場組み工事完了後に、まず、大屋根の棟押さえ板金を撤去させていただき、近隣住民の方への危険を回避させていただきました。
そして、当初のK様の弊社へのご依頼内容と致しましては、外壁・屋根塗装をご希望でしたが、2018年の台風により、大屋根の棟押さえトタンは外れかかっていたことや、その他の大屋根棟押さえ板金やその内部の貫板も腐食していた事が、足場組み後の現地調査結果により、発覚しました。
さらに、K様のお宅の大屋根のスレート瓦も破損や腐食、その他の経年的な劣化が著しかったため、塗装工事により、大屋根を維持していくよりも、この段階で、金属の屋根材を使用した大屋根上葺き(カバー工法)工事を行い、半永久的にメンテナンスフリーの大屋根にしていく事が弊社にとってベストな提案であり、お客様にとってもベストな選択であることを丁寧に説明させていただき、お客様に十分、理解・納得していただいた上で、外壁塗装・大屋根上葺き(カバー工法)工事がスタートしました。
また、これは補足ですが、今回のように大屋根を長らくメンテナンスを行っていない状態では、大屋根塗装工事をするメリットが少ない場合がございます。それは板金やその内部の貫板やスレート瓦、その製品そのものが劣化した状態になり、機能が低下するためです。出来れば、大屋根塗装工事は製品そのものが健全な状態である時に行うというのが理想です。
しかし、大屋根の劣化部分を補修しながら、大屋根塗装工事が行うことも可能ではあるので、大屋根塗装工事で大屋根を維持していきたい場合は大屋根の塗装サイクルを短くし、頻繁にメンテナンスし、大屋根上葺き(カバー工法)工事で大屋根を維持していきたい場合は、よほどの事がない場合は、途中に部分補修を加えるなどをし、ある程度、大屋根の寿命が尽きるまで、経過を観察する。というスタンスがよろしのではないかと思います。
そして、今回のK様の外壁塗装・大屋根上葺き(カバー工法)工事の外装リフォーム工事において、外壁塗装は関西ペイントのアレスダイナミックトップ、大屋根上葺き(カバー工法)は、IG工業のスーパーガルテクトで施工しました。
また、K様とは、当工事が完了した後の数年間の間も、定期的にお付き合いさせていただき、長年悩まされていた、1F部分の雨漏りのご相談もいただいておりました。
当工事が完了した後も何度か止水作業を繰り返しおこなわせていただき、雨漏り箇所を特定し、雨漏りを止めることが出来ました。
現在2021年秋の3年の月日が経過しましたが、無事に雨漏りも止まり、外壁はやや汚れや雨だれなども付着してきてはいますが、弊社で外装リフォームを行った住宅はかなり良好な状態であると判断させていただきました。
今後の4年目点検以降も念入りに住宅を点検し、雨漏りの経過も確認させていただきながら、長期的な視点で住宅を守っていきたいと思います。