この辺で人生三分の一の思い出の記録を終了して、今回のイラスト中締めとしたいと思います。最後までご覧頂きありがとうございました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〈Wind Calm〉

5年間のわが人生の「飛翔期」に終止符を打った。さらば青空の夢、青春の蹉跌はまさにここから始まった。

「華麗なるヒコーキ野郎」ロバートレッドフォード主演の映画を見た。やはり主役はパイロットでメカニックはヒコーキ野郎にはなれなかった。

中島みゆきは人生の心の道しるべを歌に託して、我々に示してくれる天才シンガーソングライターであり続けていると思います。

寺内寛太郎一家というテレビドラマがあった。作曲家の「小林亜星」が下町の頑固おやじを演じた。悠木千帆（樹木希林）の婆さんが逸材だった。

当時のアン・ルイスは「グッド・バイ・マイ・ラブ」で一世を風靡した。当時の自分は踏み出す勇気のない稚拙な恋に逡巡していた。

「高原へいらっしゃい」は小室等の「お早うの朝」の楽曲とともに未来永劫記憶に残るドラマだった。田宮二郎を中心に素晴らしい俳優達だった。

青江三奈、森進一、藤圭子はハスキーボイスの三大歌手でした。亡くなってからその歌唱力と存在感を改めて感じました。

関東の人間は、やはり関西になじむのは難しいかもしれない。新幹線で帰る故郷は木綿のハンカチーフと相まって望郷の念をかきたてる歌だった。

まさかの飛行機事故を目の当たりにして、薄っぺらな大空の夢は打ち砕かれた。琵琶湖の山中の現場は悲しい明日の自分の姿を感じた。